まずスキー旅行では、保険証と身分証明書(自動車免許など)が必須です。ゲレンデでは思わぬ転倒だけでなく、ほかの利用者との衝突や雪崩などの自然災害によってもケガをするリスクがあります。いつ・どんな状況で病院にかかるか予想できないため、この2つは絶対に持っていきましょう。またスキーやスノボ、スキーウェア等を現地でレンタルする場合は、たいてい身分証明書の提示が必要です。
レンタルを考えている場合は特に、身分証明書を持っているか出発前に確認してください。携帯やスマホ、そしてその充電器も欠かせません。広いゲレンデで道に迷った時や急に体調が悪くなった時、視界不良で動けなくなった時などは、携帯やスマホがあれば助けを求めることができます。旅行に持っていくのはもちろん、スキーウェアに着替えてゲレンデに出る際にも忘れず身に付けましょう。
この時十分にバッテリーを充電しておくことが大切ですが、できればモバイルバッテリーもあるとより安心です。そして、意外と困りやすいのが「着替え」です。靴下や下着、ウェアのインナーなどは多めに持っていきましょう。特に靴下は雪や汗でよく濡れますし、気温の高い日には少し動いただけでも案外たくさんの汗をかきます。
体が冷えて体調を崩す恐れもあるので、初めてのスキー旅行であればなおさら、念には念を入れて用意してください。また反対に、「思ったよりも寒かった場合」への対策も重要です。よって、靴下やインナーは薄手のものと厚手のものを用意していくのがベストでしょう。